11月の読了本
今月は池上彰氏の本ばかりになってしまった
読みやすいので つい手に取ってしまうのだが
知識の偏りも気になる所
来月は小説を入れてみて
多様な本を読んでみたい
知らないと恥をかく世界の大問題8 / 池上彰
副題は「自国ファーストの行き着く先」
毎年出ているので一年間の間に
世界がどう動いたのかを知るのにちょうどいいので
毎回読んでいる
今回はアメリカトランプ大統領誕生により、
一層明確になってきている
世界の自国ファーストの流れを
中心に書かれている
いつもテレビで解説している内容であったが
活字で改めて読みなおすと理解が深まる
難しい本は読めない私にとっては
世界情勢のおさらいに最適な本だ
「おい、まじか。」という
池上氏らしくない言い回しが
キャッチーなタイトルな本
週刊文集連載の池上彰のそこからですか?を加筆修正
この本はちょっと難しかったので あまり頭に残らなかった
ニュースには書かれていない 裏の真相も考えてみようという感じか
フェイクニュースに騙されるなということだろう思う
この本もシリーズで各地域ごとに出ている
アメリカ、中国がとてもためになったので
中東も読んでみた、この地域は日本人にとって
テロ、石油、イスラム、難民などのイメージがある
平和な日本に住んでいては なかなか理解しにくいことかもしれないが
世界では日本では考えられないような
問題が起こっていることがよく分かった
特に この地域を理解するのには必須の知識であろう
イスラム教についての説明が分かりやすく
解説されていた しっかり理解して
中東情勢を学べる本だ
95歳になった尼僧とジャーナリスト池上彰との対談本
テレビで放映された内容がメインで
前書きあとがきにそれぞれが 執筆している
超高齢化社会を迎え行く日本にとっての問題
高齢になって生きていくことは果たして幸せなのか
など考えさせてくれる内容だった
池上氏の 「物事をわかりやすくの姿勢でやっていたが
そればかりやっていると 難解な言い回しや
それを理解しようとする力が失われていくのではないか?」
という 一言は印象的だった、若い人の話を聞いていると
語彙力がなくなっている気がする(もちろん皆ではない)
物事を考えるのは言語あってのことなので
語彙というのは重要だと思うのだ
うざい やばい きもい ばかりでは
何も意思が伝えられなくなってくることに
早く気が付いてほしい
以上今月は4冊少な目だが内容は濃かったと思う
今月中のベスト1は
知らないと恥をかく世界の大問題8
自国ファーストへの世界の動きが
よくわかってためになった
またこの本でも 中東の情勢が解説してあったので
世界の見方 の本を読むのに予習にもなった
この先各国自国ファーストの政策が進むことで
どうなっていくのか
日々ニュースの見方も変わってくると思う一冊だ