知の越境法「質問力」を磨く / 池上彰
現代のニュースをわかりやすく伝える池上彰
国際情勢や政治経済はもちろん、
インフルエンザの時期には
医学の方の解説までやっていたのが印象に残っている
彼のこの知識はどこから来るのか
いつも疑問に思っていたが
この本を読んで
若いころからの知識・経験の蓄積と
いろいろなことに興味監視を持ち
億劫がらずに調べて学ぶという姿勢から
きている結果であることが分かった
今の彼を作っているようで
聞くまでもないような
基本的な質問がきちんと答えられるか
というのが一つのポイントで
そこをあいまいにしていると
詳しい事柄までは深く理解できなくなる。
専門知識ばかりでなく
少し横を見て(越境して)ほかの関連知識を
仕入れるという意識をもって
物事を考えるというのも
重要なのだと気づかせてくれた
一冊だった。