遅読家のための読書術
年間400冊の書評レビューをしているという
著者である印南淳史氏、ライフハッカーの記事は役に立つので
毎日の巡回コースにはいっています。
これだけの本をどうやって読んでいるのか?未読本が溜まっている
私はそこがとても気になってこの本を手に取りました
印南氏も実は遅読家でありどうも早く読むにはコツというか
考え方を変えないといけないらしい、そのメソッドを紹介している本です
まず考え方として 音楽を聞き流すように本を読みこと
音楽は聴いているだけで一音一音記憶しているわけでなく
いいところやフレーズを感じているだけである
読書もそのような感じで、真面目に熟読せずに流し読みする
この「真面目に読む呪縛」から解放されることがまず一歩であるということ
これをフローリーディンク型のため込まない読書と名付けている
ちなみに遅読家が行うのが 内容を一言一句ため込んでいく形の
ストック型の読書と言っている
本には3種類あり
- そもそも読まなくてもよい本
- 早く読む必要のない本 ストーリーの重要な小説など
- 早く読める本
この内フローリーディング型の読み方ができる本は決まっていて
3の早く読める本であり1.2は無理ということで
まあそりゃそうだなと思います
重要なのは3番の本ですが
全体を貫く「線」の要素が少ない、どこから読んでも
相応の価値を見出せる「切れ目の多い本」
ということです
ビジネス書とかはこういうのにあたります。
というわけで、小説を早く読もうってのはこの本の目的ではないようです残念です
この早く読める本を早く読む方法として
- 「初めに」「目次」をよく読む
- 最初と最後の5行だけを読む
- キーワードを決めて読む
- 2つ以上の読書リズムで読む
というポイントがあります 特に4番は考えたことがなかったポイントなので
ユニークな方法だと思いました、これから実践していきます
というわけで主にビジネス書なんか早く読みたいなと思ったら
ここにある手段を取れば効率的なんじゃないかなと思いましたね
ただ自分は小説なんかも読みたいのでこれを早く読むにはどうしたらいいんだろ
って感じました。