「日本国紀」 百田尚樹
日本の歴史を一冊にまとめたベストセラー
古代から現代までの通史が
ざっくりと書かれている
筆者の百田尚樹らしい語り口で
~だったかもしれない ~だろう
のような表現が多いので
歴史の教科書には使えないかもしれないが
大人がもう一度学び直して新たな視点を手に入れるのには
ちょうどいい内容だった
明治維新以降が内容の半分を占めているのが興味深い
現代の日本が置かれているいまの状況は
この時代あたりから形成されているようで
日本の歴史における明治維新の重要性が理解できた
江戸時代以前はほんとガラパゴス国家だったのだな
と感じた、平和でよかったのだろうが
世界にもしっかり目を向けるべきだったようだ。
この本の副読本として
「日本国紀の副読本」というのもあり
こちらは本誌で語り切れなかった内容が書かれている
「日本国紀」が面白かったら読んでみたらいいだろう
「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史 (産経セレクト S 13)
- 作者: 百田尚樹、有本香
- 出版社/メーカー: 産経新聞出版
- 発売日: 2018/12/28
- メディア: 新書
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