12月の読了本
今年最後の読了本感想
今月は4冊読了 今のところ週に1冊が目標なので
目標は達成、ただ小説が読めなかったので
少し物足りない感じもする、ビジネス書などは
読み方のコツをつかみ、読みやすいのだが
小説のように物語性のある本は読むのが遅いので
手が出にくいというのもある、ここら辺は来年の課題とし
小説も読んで自分の世界観を広げてみたいところではある
最速でおしゃれに見せる方法 / MB /扶桑社
もう私も立派なおっさんなので
服装だけでも小奇麗にしていないと
とても人前には出られないと感じるようになった
とはいっても、いままでファッションなどまるで無頓着で
適当にイオンでセール品を着ていただけなので
今現在センスのかけらもない服装なのである。
そこでネットで調べたところこの本がヒット
メンズファッションバイヤーのMB氏による
ファッションの大原則とルール 選び方 合わせ方などを
解説してくれている。この解説がとても役に立って
ほぼ全ての話しが初耳だったので、とてもためになった本である
特にIライン、Aライン、Yラインなどはまるで意識したことがなく
これを意識するだけでもそれなりに見栄えは良さそうだ
私のこれからの服選びの参考になった1冊であった
日本人だけがなぜ日本人のすごさに気づかないのか
/ ケントギルバート、石平 / 徳間書店
中国出身の石平氏、アメリカ出身のケントギルバート2氏の対談本
両氏は2人ともそろっての親日家、ケントは前からテレビで知っていたものの
石平氏は知らなかったのでどのような人かは読んでいくうちに理解して行けた
主に中国・韓国の国民の考えから
そして日本との関係の解説
アメリカの戦後占領政策、憲法9条についてなど
現在の日本の問題を語っている
印象に残ったのはケントの発言
日本人の自虐史観は
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム (WGIP)
「戦争への罪悪感を日本人の心に植え付ける宣伝計画」
によって決定づけられている。 GHQによって厳しい検閲を行い
日本のすべてのメディアを統制、そしてアメリカにとって都合の悪いことを報道せず
戦前の日本は悪かったという意識を国民に植え付けた
日本の左翼活動家についても言及、WGIPに洗脳されている
このWGIPが今の日本を形作った大元だと感じた。
やはり敗戦により変わっていた日本
果たしてこれでいいのか悪いのか
改めて考えさせられる1冊だった。
絶対にミスをしない人の脳の習慣 / 樺沢紫苑 / SBクリエイティブ
精神科医の樺沢紫苑氏の新刊
Youtubeで盛んに宣伝しているので気になって読んでみた
この方の本の内容はほぼyoutubeを見ていれば聞いたことのある
話しなので改めて知ることは少ない気がするが
改めて復習するにはちょうどいいかもしれない
ミスの原因は大きく分けて4つあり
ワーキングメモリーの低下、脳疲労、脳の老化、集中力の低下
があげられ この原因を脳の4つのプロセスである
入力、出力、思考、整理 を変えて
ミスを減らそうというもの
後半の思考、整理の項目は私が今までに考えたことのない
内容で参考になった、今までは6時間睡眠だったが樺沢氏は
7時間睡眠を推奨しており試しに7時間寝てみたが
確かに頭がすっきりして1日調子がいいようだ、
精神科医のすごさを感じた、
ミスのない人はいないと思うが
ミスを繰り返したり、ミスが多いなど感じた人は
読んでみたらよいと思う1冊。
自信過剰な私たち /中村隆文/ ナカニシヤ出版
どこでどうやって知ったのか忘れたが
なぜか手に取っていた1冊、
何をやってもうまくいかないのは自信過剰のせいなのか?
という問題を哲学的、経済学的視点などから紐解いていっている、
少し難しかったがこれがなかなか面白かった
過去にとらわれるのはサンクコスト(埋没費用)にとらわれているから
人生とは何なのか、人は何のために生きているのか
これらを少し難しめの話しで、解説しているのだが
ゆっくり読むとすんなり頭に入ってきて納得がいく
この感覚も面白かった。これを読むのに2週間かかってしまったが
後悔はしていない、それほど得るものは大きかったし
自分の思考も改めさせてもらった1冊であった
今月のベストは自信過剰な私たち
著者の中村隆文氏は大学の准教授
私は高卒なのでこんな勉強ができるのなら
大学に行っていればよかったと感じてしまった
ただこれも今になって言えることで
当時は考えてもいなかったのだからしょうがない
ただこの本を読んで 人生観が少し変わった気がする
自分というものが少しわかった気がする
そんな発見があったので非常にいい本だった。